24時間営業の限界

最近は、ニュースなどでコンビニの24時間営業に関する話題を
見かけるようになってきました。
私自身は、もうコンビニが24時間営業することは限界が来ているのではないかと当時から感じていました。

そもそも何故、24時間営業なのか『契約』

これは、もう単純に本部との契約から来るものです。
チェーンにより異なるかもしれませんが本部との営業時間の契約は
ざっくりとですが、『6時~24時』まで営業するのを基本契約としています。
その上で、附帯契約として『24時~6時』の深夜を営業することで
本部チャージを『1%』下げる契約を結んでいます。

※時間と減額チャージは、契約書を本部に回収されているため曖昧です。

ですので、契約している以上はオーナーは24時間営業を行う義務が存在します。

知らぬが故に

ただ、今回話題になったオーナーのように
チャージを『1%』下げなくていい、だから24時間営業を辞めたい。
こう考えるオーナーは多くいると思います。
私自身もそう考えていました。

私の場合は、最終的な決断として『廃業』をしました。

ですが、生活の問題などから廃業することはできない。
かといって、24時間営業を続けることもできない。
そういったジレンマに陥ってしまっているオーナーも確実にいます。

私の場合には、本部との契約にある契約解除の条項である
『相方』が不在であることを理由に解約をしました。

そもそも、この契約を後から破棄してでも24時間を辞めたいかという話です。
これはもう『知らなかった』からとしか言いようがないですよね。

例えば、本部から1%チャージを下げられるというメリットがあったとしても
24時間お店を運営する方がデメリットが多いと後で気が付きます。

ただ契約をしているからどうにもならない。

知っていたら、附帯契約はしなかったのに。

解約金・解除金

そういえば、話題のオーナーが本部より、強制解約の話を振られかつ違約金の支払いを求められる可能性があると聞きました。
これ、変な話だなと思います。
確かに、本部との契約上 解約金を求めることは可能です。
私の場合にも、一応は試算をしましたが2~3千万ぐらいは契約上は請求されるような状況でした。

本部も酷いもので、初めて私が本部社員に『解約の申し出』を行った際に
「違約金がかなり出る可能性がありますがいいんですか?」
と、まず脅しにも近い物言いをされたことがあります。
その際には、話にならないなと思いましたが
「契約上の解約条項に該当するのに違約金が発生するのですか?」
とかなり揉めたのを今でも覚えています。
もしかしたら、本部社員の成績にも何か悪影響があるのかもしれないですが…。

コンビニの本部社員の空気が、どこか体育会系の空気があるんですよ。
だから、そうなのかなと思える状況でした。

本部は何故、24時間営業をさせたいのか

オーナーは、24時間営業を辞めたい。
本部は、24時間営業をさせたい。

この差が、何処にあるのか。

オーナーは、生活が苦しくて辞めたいのです。

本部社員に、24時間営業をすることのメリットを聞いたことがあります。

本部が言う24時間営業のメリット

①深夜にお店をリセットできる
 深夜時間は、お客が少ないからこそ売場を綺麗に整理することができる。
 また、掃除などにも力を入れることができる
②配送コストが下がる
 深夜に配送をすることで、コストが下がる。
 (※何でかは、良く分からないですが)
③雑誌・新聞の納品ができる
 雑誌や新聞は、深夜に入ってきて次の日に販売することが出来る。
④深夜に雑用を任せることで、販売ピークの時間に売上を作る行為に専念できる。
⑤地域のライフラインとして、開いてて良かったの安心感の為に

本部が言う24時間営業のメリットに対して反論

①深夜にお店をリセットする意味がない。
 そもそも、朝から晩まで営業してればお店は乱れます。
 それを深夜まで放置出来るかと言えば、当然NO.
 そのため、各時間毎にお店は常にリセットしていると言える状態にしてある。
②配送コストが下がる。
 うん。あんまり関係ない。
 確かに、商品単価がそれで下がっているのかもしれないけど
 むしろ、昼間に配送したほうがトラックドライバーの人件費とか下がりません?
③雑誌・新聞の納品がと言われたこともありますが
 雑誌は、別に前の日にでも納品できますよね?
 本屋とかには、発売前には入荷してますしコンビニでもやれるはずですよね。
 新聞は、出来てからの即納になりますけどお店にはいってから並べるまで10分もかかりませんし。
 あえて深夜にお店を開いてまでやる意味が無い。
④販売ピークの売上を作る行為に専念できる。
 それは分かります。ただ、だったら深夜に人件費回さないでピーク帯の人を増やします。
 そうすれば、常にピークがあるわけではない以上その間で売場の整理もできます。
⑤地域のライフラインとしての側面は分かります。
 ただ、深夜人来ませんよ?来ない人のためのライフラインって意味があるんでしょうか。
 むしろ、深夜までの営業を重視するあまり短縮営業ができないからと私はお店を辞めました。
 継続する他のオーナーが居なければ、お店がなくなっていたのでむしろライフラインの為にというのは
 マイナスのイメージじゃないでしょうか。
 開いててよかったの安心感。これも分からないではないです。
 ただ、今開いてて良かったといよりも、開いてて当たり前になっていると思います。
 開いてないなら開いてないで問題ないと思います。
 お店が誰の為にあるのか。
 確かに地域の方の為に営業しているのは間違いではないですが、
 その根底はオーナーの生活を豊かに、従業員さんも豊かになるのが商売だと思います。 

深夜にお店を営業するメリットがどこまであるのか。
私には全く分かりません。

単純な販売で考えたとしても、
0時から6時の間にお客さんが100人も来ることはありません。

いない時間につかうコスト。何のメリットがあるんでしょうか。

私が考えるお店の体系

朝6時半から夜23時までの営業で十分だと思います。
朝6時ぐらいにお店に入り、開店準備をして6時半に開店
6:00 開店準備
    -雑誌・新聞の展開
    -フライヤーの仕込み
6:30 開店
あとはいつも通り
23:00 閉店
そこから、お店の片づけをしたり掃除をしたり。
お客が全く来ない1時間を作って一気に作業をして
24:00に退店。
これが出来ればまだゆとりが出てくると思います。

365日開いてないと駄目ですか?

この流れでいくと、お店には休む権利もあっていいと思います。
冠婚葬祭
こういったイベントですら、休めるかどうか分からない。
一応、本部からのフォロー体制もありますが万全ではありません。
まぁ、無理いってやってもらったので非常に助かりましたが。

コンビニは、今飽和しています。
直ぐとなりには、違うチェーンが。そんな時代から
すぐ隣に、同じチェーンがいるなんてことはざらです。

年末年始は人が来ません。
そもそも従業員もいません。

お休みしませんか??

病院は、当番制でお休みをとっているじゃないですか。
コンビニは、病院よりも生死にかかわるんでしょうか。
病院で出来ている休むことが、コンビニでは出来ない。

病院は商売じゃない!といえば勿論です。
ただ、だからこそコンビニは商売を重視しすぎて
オーナーの存在を軽視しているのじゃないでしょうか。

現代の奴隷だと感じているオーナーは多くいるはずです。

本部のサポート体制

冠婚葬祭に関しては本部に申請をすることで、一応は対応をしてもらえます。
ただ、これにも問題があります。
人が足りない。
各エリアごとに本部社員いますが、事前に申請できる結婚式などは
まだ問題ないと思います。
人が足りなければ他のエリアから手配することもしてもらえるでしょう。

ただ、葬式の時です。
私の場合、県外の親戚が無くなったために行かなければいけませんでした。
ただ手配だなんだで、1日到着が遅れてしまいました。
この手配をするときに
「急なので、手配できるか分かりませんが。」と言われました。
いや、急だけど前もってわかるわけないだろう。と思いませんか普通。

本部のサポートも限界がある

今回の問題の際、本部も積極的にサポートしていくという話があります。
どういったサポートをするのかは分かりませんが…。

一応、本部もある程度は当時から考えてはいました。
求人広告を出しやすいように、サポートをつけたりとフォローはありました。
ただ根本的な解決というのはできませんでした。

今回のように、相方が不在となるのは突然やってきます。
私の場合も、相方が不在となり負担が増えたのは間違いなくなりました。

結局、辞めた私は相方不在の負担増と、深夜勤務が原因です。
24時間働けますか?を普通にすることもありますら…。

私の願い

根本的な、問題は人が足りない事です。
もっと言えば、金銭的なところもあるかもしれませんが、
時給をあげても人がこないこともあります。

であれば、コンビニからはアルバイトをなくせばいいんじゃないかと思います。

本部で、アルバイトに変わる人を雇えばいいんじゃないですか?
よく短期派遣とかあると思います。利用したことないのでずれているかもしれません。

本部が、コンビニ派遣スタッフという名目で人をごそっと抱えて正社員なりに採用する。
それを、各店に派遣してお店の運営をしてもらえばいいと思います。

そうすることで、オーナーは経営に専念できます。
24時間続けれるようにフォローするとは言いますが、根本解決するなら
本部が人を用意するしかないと思います。

コンビニはドミナント方式で、エリアごとに大量に存在しています。
なら、各エリアごとに採用すればいいのではないでしょうか。

各お店には、売上ベースで人件費を回収してもいいんじゃないでしょうか。

やりようはいくらでもあるのではないかと思います。

いつだったか、本部社員に
お店は、オーナーさんの物であり、従業員さんはオーナーさんが雇っています。
だから、私の方から大きく言えることもありませんし、できません。と言っていました。

なら、本部で社員として雇えば本部もより、やり易くなりませんか?

本部からは細かな服飾規定の指示があります。
茶髪は駄目というのが分かりやすいです。
ただ、そこをあまり言われてもいまどき・・・と思わないでもないです。

オーナーだけの力で、24時間営業を続けていくことはもう限界が来ています。
24時間営業をオーナーの努力だけで継続させていては、
オーナーの生死にすら関わってきてしまいます。

であるならば、24時間営業の撤回をするか
オーナーが何故、24時間営業をやめなければいけないのか。
その本質的なところを考えて、意味のあるサポートをしてほしいです。

一時的な、その場しのぎな、無意味なサポートでは意味がありません。

意味あることをすることで、
オーナーと本部、両方の願いが叶い、より一層の繁栄ができるのではないかと考えます。

もう既に私は、コンビニ経営を辞めた身です。
その後、またオーナーをやらないのかと知人に言われたこともあります。
ただ現状では、もう二度とやりたいは思えません。
また知人がオーナーをやりたいと言っている場合には、辞めるように諭しています。

むしろ、辞めてしまったオーナーがまたやりたくなるようなそんな環境が
作られて行ったらいいなと思う今日この頃でした。

大学卒業と同時に一般企業に就職。
しかし、当時リーマンショックにより就職会社が困窮状態により給料未払いが発生。これにより退職。

そこから、コンビニ経営を開始することになる。3年を経過する頃には、年商3億円を達成することに成功。

その後、コンビニを廃業することとなる。

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