年商3億円からの廃業への道 ① 売上低下

年商3億円のコンビニ。
その経営を何故、やめることを決めたのか。
当時、何が起きていたかをまとめました。

廃業を決めた理由

廃業を決めるに至るには、様々な理由があります。
その中から、一つを紹介します。

売上が低迷したことについて詳しく書きます。

廃業を決めた時の売上

廃業を決めた時の売上は、日販で60万円台でした。
当時の私からすると、非常に少ない日販です。

一時期は、日販100万円を超えていたにも係わらず60万円台になってしまったのです。

日販が低迷した理由

日販が100万円を超えている頃のことです。
最高日販を毎月更新することができる、日々でした。

そんなある日、私のお店の目と鼻の先。
すぐそばに、他チェーンのお店が出店してきました。

これにより、売上が40万円以上もダウンをしました。
日販60万円を下回る日々になりました。

他チェーンだしどうにもならない。従業員みんなで頑張ろう。
そう言いながら、売上を改善しました。

回復までにかかる時間は、非常に少ない期間でした。
半年もするころには、日販で80万円を超えるほどにまで回復できました。

ですが、その期間は大変でした。

売上が下がるということは、物が売れない。
今までと同等の仕入をしては、廃棄が高額になる。
かといって、発注量を減らしては売上が伸びない。

もう当時は、しょうがない。
お客さんが戻ってこなければお店は、いづれ潰れてしまう。
廃棄は、必要経費として割り切ろう。そんな気持ちで営業をし続けました。

結果、半年という短い期間での回復でした。

止めを刺される

そして、日販がなんとか80万円を超えてきたある日です。
同チェーンのお店の出店が決まりました。
出店場所は、私のお店の商圏と非常に重なりました。
目と鼻の先という表現でも間違いがないほどでした。

当時は出店されても、また頑張ればいい。売上は、少しづつ回復するからいいか。
そんな風に考えていました。

そして、オープン。
それからは、日販が50万円を下回り40万円台になる日すらありました。

「一年前なら、100万円もあった日販が 今では40万円か…」

そんな風に考えてしまう日々でした。

それから1年程度をかけて、60万円台まで日販を盛り上げることはできました。

そして、私は
廃業することを決意しました。

廃業決意の日販60万円

下に、日販60万円になり廃業を決意したときの売上・利益計算を乗せています。

総売上(月販) 18,160,000円
売上原価 12,542,000円
本部チャージ(本部の取り分) 3,340,000円

そして、月販-売上原価-本部チャージの残りが、お店としての総収入となります。

総収入 2,278,000円

これが、お店の収入ですがオーナーの収入ではありません。
ここから営業費の支払があります。

人件費 1,418,000円
消耗品費 73,000円
電話料 6,000円
水道光熱費 54,000円
現金過不足(レジ違算金) 12,000円
不良品費(廃棄費) 418,000円
雑費 19,000円
その他 90,000円

上記が、営業費としてかかってきます。

営業費合計 2,090,000円

そして、ここから出る最終利益。
つまり、私の収入は下のようになります。

お店の総収入 2,278,000円
営業費合計 2,090,000円
最終利益 188,000円

1か月働いて、20万円も収入が無いということが確定した瞬間でした。
しかも、ここから店長と収入を分ける為に
実際の収入は10万円にしかなりません。

ここから、稼ぐ・短期的にでも収入をまず得るためにはと考え
私と店長で売場に今まで以上に入ることを決めました。

そして、更に時期として従業員の退職が重なっていたため
予定していた採用計画を破棄してアルバイト募集を中止しました。

廃業決意・営業断念

売上が上がらない状況で、それでも利益を出す。
生活費を出すためには売場に出るしかありません。
ですが、その時に思ってしまったのです。
『アルバイトと何が変わらないんだこれは。』と。
売場にどれだけ出るかを決めるのは経営者です。
ですが、現実にはその余地がなく出るしかありませんでした。
そして、日々がオープン時と同じような忙しさになってしまいました。

今まで出来ていた、売場作りを行うことができなくなりました。
今まで出来ていた、新規商品のPOP作りができなくなりました。

従業員にやらせれば良い事だ。という話もあります。
ですが、私はそれを楽しんでやっていた面もあります。
やった結果として、売上が上がる。だから、やりたかったのです。

ですが、売上を上げる行為に時間を割くこともできなくなりました。

そして、従業員と同じようにお店で売場の仕事をする。
昔のアルバイト時代に戻ったようでした。

従業員に仕事を任せようにも、人件費節約の為に従業員をあまりシフトには組めない。
だから、経営者がシフトに入る。
シフトに入るから、売上改善行為が出来ない。

それでも、時間を作り売上改善行為をし続ける時間を作りました。


『あぁ。これは無理だ。
 生涯に渡って続けることはできそうにないな。
 今はまだ問題ない。
 だけど、もっと年を重ねてから、シフトの毎日には耐えれないかもしれない。
 売上が、こんな簡単に下がるようでは生活基盤は崩れやすいな…。』

そう思ってしまった瞬間がありました。

そして、本部社員に廃業したい旨を伝えることになりました。

いつか来る恐怖

コンビニは、飽和しているという話を聞いたことがないでしょうか?
実際に、飽和しているのかどうか。それは私には分かりません。

ですが、実際に商売をしていたところで感じたことは沢山あります。

売れている、高日販店になると他チェーンが、同チェーンが確実に出店してきます。
なにより、他チェーンの社員が偵察に来ることなんて良くあります。
隠れている心算なのは分かりますが、経験すると分かります。
あぁ、また見に来てると。
同チェーンの場合は、もっとひどいです。
私たちの販売データは本部で管理しています。
だから、あぁこの店は売れているから、近くに出そう。
こんな計画が簡単に出来てしまいます。

売上が上がれば他店が出る。
他店が出れば売上が下がる。

どれだけ商売を続けても、高日販を維持することは困難なのかもしれません。

そして、それを感じてしまったが故に私は経営を断念しました。

もちろん、これだけが原因ではありません。
他にも、色々な理由があり
それらが合わさった結果の廃業決意です。

ですが、売上が下がってしまったというのも廃業を決めた要因であることは間違いありません。

大学卒業と同時に一般企業に就職。
しかし、当時リーマンショックにより就職会社が困窮状態により給料未払いが発生。これにより退職。

そこから、コンビニ経営を開始することになる。3年を経過する頃には、年商3億円を達成することに成功。

その後、コンビニを廃業することとなる。

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